2011年7月20日水曜日

2011.08.03 New Release KINKA 『URBANIZATIONTRIBE』

『BEADS』以来、5年ぶりとなるKINKA名義でのオリジナル・フルアルバムが到着!アルバムに先行してRUDIMENTSより発売された 『Dubplate-R〝Urbanizationtribe EP〟』『MARGINAL COLLECTIVE EP』収録のトラックに加えて、過去多くのDJが現場でプレイしKINKAベストワークの呼び名も高いJEBSKI〝OVAL〟のリミックスも収録。 KINKAにしか成し得ないアーバンな中にも土着的なパッションを内包した、洗練されたダンストラックアルバムがここに完成!



長年現場の支持を得てきた、acca、Key Of Knowledgeなどのプロジェクトを経て、真に自身の内面と向き合ったとも言える『BEADS』に続く待望のオリジナル音源によるフルアルバムが5年ぶりにリリース!自身がディスコを通じ遊び学んだ80~90年代のハウスマナーや、DJ的感覚で構成されたブレイクビーツたちの中にダブ 、ジャズ、ワール ド、アンビエントなどの要素をうまくブレンドさせ、躍動する力強く美しいサウンドスケープを生み出した。収録楽曲のほとんどが、先行して発売された 『Dubplate-R〝Urbanizationtribe EP〟』『MARGINAL COLLECTIVE EP』のコンセプトでもある〝現場使用を前提としたトラック〟でありながらも、個々のトラックの中にはっきりとしたムードや場所が存在し、それらを KINKAの持つ独特なメロウネスやファンクネスによって一つに束ねる手腕も、アルバムを通じ光っている。また、現場での〝鳴り〟に重点を置き制作された楽曲たちをSOFTのKNDがマスタリング、音質面においてのクオリティーをさらに押し上げることにも成功。経験値から導き出されたこだわりが作品の随所に反映されており、聞き込むほどにその味わい深さが滲み出てくる好盤となった。全てをやさしく包み込むような物語のイントロダクション「New Dawn」、フルートとピアノで叙情的に奏でられるダウンテンポトラック「T.S.O.C.」、コズミックブギーな「Kuff」、軽快なジプシーリディム とレゲエ声のブレンドが冴える「Bolano」、シャンテル顔負けキラーバルカンビート「Rude Skankin’」、アラビックダブブレイクビーツ「Totala Dub 」、アジアの原風景を想わせる壮大な世界観を描いた「Lakyo」、エレピと共に爽快に駆け抜けるディープハウスナンバー「Sunlight」、サックスの音色が空を裂き、一気に上昇気流を作り出すJEBSKIの「Oval」リミックス、スティーヴ・ライヒを彷彿とさせるミニマルアンビエント 「Ripple」 、浄化を表現したかのような美しいピアノとシンセの浮遊感が漂うジャズトラック「Dub Voyage」。と、このアルバムは実にジャンルレスに世界各国の辺境の意識が内包されている。ワールドワイドなグルーヴとして、ここ東京の空気との架け橋もしっかりと担っている。またそのオーガニックなビートは、都会のなかで生きものたちが呼吸し、生を刻む原始のリズムでもあるかのようだ。

Track List
1.New Dawn
2.T.S.O.C.
3.Kuff
4.Bolano
5.Rude Skankin’
6.Totala Dub
7.Lakyo
8.Sunlight
9.Oval(KINKA Tribal Wind Remix)
10.Ripple
11.Dub Voyage
-試聴ファイル(ダイジェスト版)-
      
CAT.NO : RMT-CD027
PRICE : 2,200yen(tax in)/2.095(tax out)
RELEASE : 2011.08.03
LABEL : RUDIMENTS



限定特典!初回出荷分『URBANIZATIONTRIBE』に
2006年リリースの傑作ファーストアルバム『BEADS』付!!!

01.Forestfunk
02.Eternal Sun
03.Horizon
04.Imaginally Moon
05.Bondance
06.Burnin'
07.Prayer
08.Quietstorm
09.Scape#1
10.Reverie Dub
11.Valley
12.Wahala(KINKA Remix)
-Akoya Afrobeat Ensamble-



-試聴ファイル(ダイジェスト版)-
















90年頃より都内のDISCO/CLUBでDJを始め、98年からは楽曲制作も開始。acca、KEY OF KNOWLEDGE、MONKA等、様々な名義を使い分け国内外のレーベルより多数の音源を発表。06年8月にリリースされたKINKA名義では初となるアルバム『BEADS』の楽曲は海外のレーベルからもライセンスされ、ニューヨークやイタリアのFM局でもプレイされるなど、ワールドワイドに高い評価を得る。また、08年には今までの活動を集約したベスト盤的内容のCD+DVD『KINKA WORKS』をリリース、今年2月にはRUDIMENTSの新シリーズ『DUBPLATE-R』の第1弾として『Urbanizationtribe EP』、2010年8月には風祭堅太とのスプリット・シングル『MARGINAL COLLECTIVE EP』をリリースするなど、勢力的に活動中。そして2011年8月に5年ぶりとなるアルバム『Urbanizationtribe』をリリース。